映画「ドリーム」を見た
映画「ドリーム」を見た。実話のストーリー。
主人公たちは、NASAで働く黒人女性の計算技術士たち(現在のようなコンピュータが存在する前は、computerとは「計算する人」だったのである)。彼女たちは高い志を持ち、複雑な計算でロケットの軌道を計算していた。
そんな科学的な職場でも、黒人は白人のトイレが使えないなどの差別が横行しており、彼女たちの障害として立ちふさがるのだが、実力主義の上司たちが差別的な古いルールをぶち壊し、彼女たちが自己実現していく。
この映画で私が受け取ったメッセージは、まず、「実力主義は善!」である。差別をするのは、実力が足りてないダサい白人である。実力のみで差別すれば、いかなる不正も打ち砕かれるのである。
次に受け取ったメッセージは、「奴隷的価値観の人間はクソである!」ということである。ここでいう奴隷的価値観の人間とは、自分の位置取りにあくせくして、そのためだけに仕事をしているダサい白人である。自由人的価値観とはやりたいことだけをやって、そのために不公正を正す人間である。この映画で出てくる実力主義の上司と、黒人計算技術士がそれである。
日本のクソ会社文化も実力主義が浸透すれば吹っ飛んでいき、奴隷的価値観の人間もそれによって吹っ飛ぶであろうと思う。