日比谷シャンテ・シネのこと

現在は「TOHOシネマズシャンテ」と名前を変えた日比谷シャンテ・シネ。

私が東京にやってきたとき、京都朝日シネマみたいな映画館ってないかなと探したら、個人的にしっくりきたのがこの日比谷シャンテ・シネ。ここも比較的小規模な映画館。

後から考えると、このときは映画的にちょっと不思議な時代だった。ちょうど第80回アカデミー賞のあたりだった。このときのアカデミー賞、なぜか派手な商業的映画が全然なく、インディペンデント系映画が多数ノミネート＆受賞した。

そしてそれら受賞作の大半が日比谷シャンテ・シネ上映だったのである！私好みのかなり変わった映画ばかりだった。以下、第80回アカデミー賞で受賞・ノミネートして、日比谷シャンテ・シネで上映された映画。

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」とアカデミー賞で争い、作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞を受賞。超傑作！！！怖い映画！

主演男優賞、撮影賞を受賞。「ノー・カントリー」に負けず劣らない傑作！！！怖い映画！

作曲賞受賞！私は見逃してしまって未見ですが、イアン・マキューアンの「贖罪」が原作！！

脚本賞受賞！これも未見です・・・。中絶施設を劣悪に描いているのが批判を受けました。

賞は逃しましたが、日本のヤクザ映画のようなストーリーで面白かったです。デヴィッド・クローネンバーグ監督！

主演女優賞、メイクアップ賞受賞！これも見逃したのですが、今度見てみよう。

賞は逃しましたが、大変良い作品！小説「荒野へ」が原作で、ショーン・ペンが監督。

という感じで、とにかく刺激の多い年で、日比谷シャンテ・シネ大活躍でした。もちろんここに書いた以上にたくさんいい映画をここで見てきました。今後も頑張って欲しいです。