EF English Live 受講 その5: ペースメーカーとして

最後にEF English Liveの良いところを一言で言うと、「ペースメーカーになる」ということである。E-learningや英会話のひとつひとつのカタマリが小さいので、スキマ時間でできるし、ひとつひとつのカタマリを終えるとなんだか達成感が湧くように作られている。また、「このユニットをあとX日で終えよう」みたいに表示してくれるので、毎日少しでも進めようと思うことができ、ほったらかすことがなくなる。「純ジャパニーズの迷わない英語勉強法」にも書いているが、毎日少しでも続けることが大事である。

純ジャパニーズの迷わない英語勉強法 (実用外国語)

純ジャパニーズの迷わない英語勉強法 (実用外国語)

 

 

最後の最後に、EF English Live以外にやっておいたほうがいいことをいくつか書こうと思う。

まず、EFはリスニング力をつけるようにもできているのだが、ディクテーションに相当するものは少ないと感じた。なので、スクリプトのある音声・動画(TEDやドラマなど)でディクテーションしたほうがいいと思う。私は進化生物学者で無神論者のリチャード・ドーキンスが好きなので、Youtubeで彼の動画で英語字幕があるもの(ただし自動生成でないもの)を使ってディクテーションしている。ディクテーションはなかなか苦しい作業なので、継続的な英語学習を断念しやすい勉強法だと思うのだが、基本の勉強はEFでやって、気がむいて余裕と時間のあるときにやればといいと思う。

次に、英作文の量も少ないと感じた。エッセーやレポートなど、ある程度量が多くなって、論旨の展開を事前に練っておく必要のあるような文章を学ぶ必要があるなら、何か別の添削サイトなどを探してみたほうがいいかもしれない。

EFはリーディングもあるが、いわゆる多読・速読を鍛えるようなものはない。これは自分で好きな本を買ってどんどん読めばいいと思う。

個人的に「純ジャパニーズの迷わない英語勉強法」が好きで、ここには英語習得に必要な勉強法が過不足なく書かれていると思っているのだが、EF English Liveがこの本に描かれている勉強法のうち、どれをカバーしていて、どれをカバーしていないかを理解した上でEF English Liveをやるのが良いと思う。足りないところは自分で別の手段を考えよう。

 

と、いろいろ書いたが、EFをやって自分的には英語学習の効率と持続力(ペースメーキング)がかなり改善したので、かなり嬉しい。気になる人は1週間の無料期間だけでもいいのでやってみるといいかなと思う。

 

englishlive.ef.com