三宅隆太トーク&サイン会「あなたらしい自己開示の方法」に行ってきた
三宅隆太さんのトーク&サイン会に出てきた。私はまだ購入しただけで読んでないけど、「スクリプトドクターのプレゼンテーション術」という本の出版記念イベントだった。
イベントでは、「固まった思考を改善するためのワークブック」というかなり分厚いワークブックを配布してくださり、その利用の仕方を教えてもらった。人間には、「内的欲求(本来の自分)」、「社会的仮面(偽りの自分)」、「自動思考(考え方や行動の癖)」という3つの自分があるということだそうだ。ワークブックは自分が本来ありたいと望んでいる内的欲求を知ることで、自分をいかに解放するかを学ぶように作られている。まだ書き込んでいないが、ぜひ利用しようと思う。
サインもいただいた。サインをいただく時に、「三宅さんの本のおかげで、最近自分の殻をひとつ破いて今までできなかった行動に踏み切ることができました。ところで、質問ですが、殻を破るためには主人公が追い詰められる必要があると思っていて、自分もそうだったんですが、このワークブックを書くという行為自体は追い詰められることには当たらないと思いますが、どうですか?」と聞いたところ、「「スクリプトドクターの脚本術」で書いた「殻を破る」というのは行動を変えることなので、そういうことになるのだけど、今回のワークブックはまず自分の思考の癖や、自分がどうありたいかを知ることに相当するので、「殻を破る」ということよりも少し優しいことなのです」というようなことをおっしゃっていた。
トークではいろんな質問が出てきたが、三宅さんの回答は全てが理路整然としかもちゃんと質問者が知りたいと思っていることを教えていてさすがだと思った。頭がいい、というのは当然なのだが、それ以上に、三宅さん自身が自分でずっと考え抜いてきて、同じ問いを自分に問うてきて答えを出してきたということがあるのだろう。
来年は2冊出したい本がすでにあるとおっしゃっていた。楽しみである。
スクリプトドクターのプレゼンテーション術 (DIALOGUE BOOKS)
- 作者: 三宅隆太
- 出版社/メーカー: スモール出版
- 発売日: 2017/10/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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