映画「ブルックリン」を見た

移民の話。主演はシアーシャ・ローナン。以下、ちょいネタバレ。

1951年、閉鎖的なアイルランドの社会にいた主人公がニューヨークのブルックリンに移住する物語。ホームシックに苦しみつつもイタリア人の彼氏ができたり、大学で簿記を学ぶ機会を得て、仕事でも徐々に成功していく。

その後、アイルランドに一時帰国したときに、アイルランドにいることやアイルランドのある男性に惹かれてしまうが、そこであることがきっかけにブルックリンに戻ることを決意する物語。

主人公に対して清廉潔白を求めちゃうと楽しめないかもしれないけど、主人公の弱さも認め、その上で彼女が決心するところに共感できればとても良い映画。

シアーシャ・ローナンが、もともと右も左も分からない表情をしつつ、アイルランドを象徴する緑色の服を着ている前半から、どんどん垢抜けた表情・服装をしていくところがすきです。

海外移住したい人や、したけど苦しんでいる人がみるとよい映画。