2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカ西海岸の夕陽

前にロサンゼルス行った時の写真。観光全くできなかったけど、やはり西海岸の夕陽は素晴らしく、金曜ロードショーのオープニングテーマが頭で鳴り続けていた。

マイ・ガントチャート

ガントチャートとは、システム開発のスケジュール管理に用いられるものである。 日本だとエクセル方眼紙を作ってやったりすることがある。ちゃんとしてる開発現場だとRedmineというオープンソースを導入してそのアプリを使ったりする。 Redmineをやってもい…

イギリスのコンビニとマグナム

イギリスのコンビニでは、「買おうとしてやっぱやめた品物」をそこらに適当に置いていく人がいる。大変困ったものだが、アイスでそれをやる奴がいる。私の好きなアイス、マグナムでもそれをやる奴がいる。マグナムというのは全世界で多分一番売れてるアイス…

イギリスの性犯罪その4:職場での性的ハラスメント

BBCでは3000人の女性に対して、性的ハラスメントの被害について調査をした。 その中で40%が職場で性的にハラスメントを受けていることがわかった。 正規雇用の人は29%の人が被害を受け、非正規では43%が被害を受けている。また、全体43%の人だけが受けた被害…

イギリスの性犯罪その3:画像をAirDropで送る

iPhoneのAirDropを使う人はあまりいないかもしれないが、その機能を使った性犯罪がイギリスではある。AirDropはすぐ近くにいる他のiPhoneユーザに気軽に写真などを送ることができる機能である。AirDropを使ってファイルを送ったり、もらったりするにはその機…

イギリスの性犯罪その2:電車内痴漢

ロンドンでも、電車内痴漢は多く、年々増えている。女性に対するものはもちろん男性に対するものも多い。もちろん、発見されれば逮捕である。 ロンドンの地下鉄では、警察が痴漢を摘発するために通常の乗客と同じように電車に乗っている。 日本では痴漢にあ…

イギリスの性犯罪その1:スカートの中の盗撮(upskirting)

ここからイギリスの性犯罪についていくつか書いてみようと思う。別に私が直接見聞きしたとかそういう話ではなく、BBCで見て知っただけの話である。性犯罪を日本国内で語るとき、「海外はレイプが主で、日本国内は痴漢や盗撮が多い」という印象を持たれてしま…

カニと修造理論

三宅隆太さんが宇多丸さんのラジオで話した「カニと修造」理論は大変有名な話で、物語における感情移入について考える上で非常に重要な話である。 グルメ番組を松岡修造がやるとき、カニを食べる前に松岡修造が自身で船に乗って一生懸命頑張ってカニを撮るシ…

宮台真司×二村ヒトシ対談を見た

代官山 蔦屋書店にて、社会学者の宮台真司とAV監督の二村ヒトシさんの対談を見に行った。私はまだ読んでないけど、この本の出版記念イベント。 どうすれば愛しあえるの: 幸せな性愛のヒント 作者: 宮台真司,二村ヒトシ 出版社/メーカー: ベストセラーズ 発売…

角田光代「対岸の彼女」を読んだ

うーん、これは名作…(歎息)。大昔、買って読んだ時は、夫に理解されない妻が女性社長の都合できつい掃除の仕事をする、というところだけを読んで、「なんか読むの辛いなぁ」と思って読むのをやめてしまっていたのだった。 今回、読み直せたのは年をとって…

Templesと Grim Spankyを見た

新木場STUDIO COASTで11月16日、TemplesとGrim Spankyを見た。Temples目的で行ったので、Grim Spanky(日本のバンド)は知らなかったのだけど、女性ボーカルでサイケな感じのバンドでかなりいいバンドだと思いました。実は相当に人気があるバンドだったよう…

悪の要素のない主人公は面白くない

昨日の日記にも書いた「「余命数ヶ月」みたいな話の小説原作の映画」では、誰も悪いやつがいなくて全然面白くなかった(名前を持たない登場人物たちは「悪いやつ」ということになっていたが)。 主人公とは、我々のことでもあるのだから、たとえその人が善を…

物語のメインプロットと主人公のサブプロット

多くの物語では、メインプロットが一本あり、そこに様々な人間のサブプロットがぶら下がっている。 メインプロットは例えば、部活に入ってから全国大会までとか、病気を発症して死ぬまでとか、客観的な事実として描きやすいものを用いることが多く、こうする…

映画「つぐない」をみた

すんごいもの見てしもうた。そんな気分になる映画。 イアン・マキューアンはもともと好きで、原作の小説も持っていたが、なぜか読んでいなかった。また、「つぐない」が上映されていた日比谷シャンテ・シネは私がよく行ってた映画館だったのに、なんとなく小…

日比谷シャンテ・シネのこと

現在は「TOHOシネマズシャンテ」と名前を変えた日比谷シャンテ・シネ。 TOHOシネマズシャンテ - Wikipedia 私が東京にやってきたとき、京都朝日シネマみたいな映画館ってないかなと探したら、個人的にしっくりきたのがこの日比谷シャンテ・シネ。ここも比較…

京都朝日シネマのこと

2003年まで京都河原町三条にあった京都朝日シネマ。私の映画体験はそこで作られた。アジアの映画や、シネコンでは上映されない映画など、面白い映画がたくさんやっていた。難度の高い映画も多かったけど。ポイントカードも作って通い詰めたのがいい思い出だ…

苦しい状況から脱せないとき

この前の日記で、クリフハンガーの話を書いた。人間は自分の作ったストーリーのもとで、世界や自分を構築し、自分が苦しんでいる状況でもその現在の状況を手放してはいけないと思い、苦しむ。しかし、いざ崖から手を離してみると、落ちたその先は案外楽な場…

映画「クラッシュ」を見た

先日、ロサンゼルスに行った。ある用事のために行ったので、全く観光はしなかったし、ほとんど半径1キロ円の中で過ごしたため、ロサンゼルスがどんな場所かを言える立場にない。それでも思ったことは以下2点ある。 多人種(とりわけアジア系多し) 車がな…

オルハン・パムク「雪」

トルコのノーベル賞作家、オルハン・パムク著「雪」。 トルコへは以前旅行したことがある。トルコといえば、ご飯が美味しくてボスポラス海峡が綺麗で都会の要素もあるイスタンブール、きのこの形をした岩や洞窟教会や地下都市のあるカッパドキア、絶景の温泉…

映画「ミッドナイト・イン・パリ」を見た

傑作!そしてとても楽しい!タイムスリップもの。 処女小説を頑張って書いている脚本家が、婚約者とともにパリを訪れている中で、1920年代にタイムスリップ。そこにはピカソやダリやヘミングウェイやフィッツジェラルドなどがいて、彼らと一緒に夜の街を楽し…

映画「愛、アムール」を見た

ミヒャエル・ハネケ監督作品。超大昔、ミヒャエル・ハネケの「ピアニスト」という映画を劇場で見て、意味のわからなさと強烈な映像で「なんじゃこりゃ・・・」となったのを思い出す。今あらためて見たらわかるのかも知れないが、当時は映画の見方をよくわか…

堂々としろ!

プレゼンなどで自信なさげにしていると、内容がどんなによくても、見ている人からすごく攻撃を受けることがある。私自身がそうなのだが、どんなに頑張っても穴はいつでもあると思うタイプなので、内容をどんなによくしても自信なさげになってしまう。私とし…

三宅隆太「スクリプトドクターの脚本教室・中級篇」を読んだ

初級編が「窓辺系」作者への本であったのに対し、中級編は「ソフトストーリー派」作者への本である。ソフトストーリー派というのは、全体のプロット描くことをせずに、身の回りのことに関する特定の面白いイメージやエピソードから出発して物語を書く人のこ…

三宅隆太「スクリプトドクターの脚本教室・初級篇」を読んだ

二村ヒトシさんによる千野帽子著「人はなぜ物語を求めるのか」の書評で取り上げられていたので読んでみた。 www.webchikuma.jp とっても中身の濃い本でじっくり時間をかけて読んだ。 スクリプトドクターの脚本教室・初級篇 作者: 三宅隆太 出版社/メーカー: …

千野帽子「人はなぜ物語を求めるのか」を読んだ

結構前に読んですごい衝撃を受けた本。おそらく今年一年で最も衝撃があった。ただ、2回読んでみると、なんだか書いてあることが当たり前のように感じる。昔、数学や物理学でわからないところにウンウンうなったあとに、内容を理解すると急に書いてあること…

映画「40歳の童貞男」

これも在英中に観た映画。 40歳で童貞である男を職場の仲間が頑張って卒業させようとする物語。 アメリカでもこういう人が増えているらしい。もちろん童貞がだめ、ということはない。そして、こういう童貞男は人間として劣っているなどということはない。単…

映画「マイケル・コリンズ」

これは在英中に観た映画。 内容はアイルランド独立の英雄であるマイケル・コリンズを描いたものである。史実にかなり忠実なだけでなく、登場人物の顔が実在の人物に非常に近かったりする。 マイケル・コリンズ自身は非常に豪快な男なのだが、独立に向けて合…

映画「ブルックリン」を見た

移民の話。主演はシアーシャ・ローナン。以下、ちょいネタバレ。 1951年、閉鎖的なアイルランドの社会にいた主人公がニューヨークのブルックリンに移住する物語。ホームシックに苦しみつつもイタリア人の彼氏ができたり、大学で簿記を学ぶ機会を得て、仕事で…

投票行動と経済状況

Twitterで話題になっていたらしい投稿。前回の総選挙で、生活程度が低いと棄権が多かったそう。 これも面白い情報。生活程度が低いほど棄権が多い。そして、高いほど自民と立憲民主が増えて、希望と維新が低い。なんなんだろ? この現象。 pic.twitter.com/g…

園子温「非道に生きる」を読んだ

園子温「非道に生きる」を読んだ。 非道に生きる (ideaink 〈アイデアインク〉) 作者: 園子温 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 2012/10/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 8人 クリック: 57回 この商品を含むブログ (41件) を見る 初めこの書…