イギリスの性犯罪その３：画像をAirDropで送る
iPhoneのAirDropを使う人はあまりいないかもしれないが、その機能を使った性犯罪がイギリスではある。AirDropはすぐ近くにいる他のiPhoneユーザに気軽に写真などを送ることができる機能である。AirDropを使ってファイルを送ったり、もらったりするにはその機能をあらかじめオンにしておく必要がある。この機能を良く使う人はこの機能を設定でオンにしたままにしておく人が多い。
イギリスでは、電車内で犯罪者がiPhoneを使い、AirDropを使って、この機能をオンにしている近くの人を探し、男性器の写真を急に送りつけたりする。送られた側のiPhoneの画面にはその画像が映し出される。その画像の受け取りを拒否しても、次々に送れられてくる。そうやって送信者は受け取った人の反応を卑劣にも楽しもうとする。
日本でも直接自分の体で相手の体を触ったりするのではなく、傘やかばんなどで相手の嫌がるところに触れて反応を楽しんだりする人がいるが、このタイプの犯罪も同じである。「性犯罪は性欲ではなく支配欲」であることを示す証左だ。
