堂々としろ!

プレゼンなどで自信なさげにしていると、内容がどんなによくても、見ている人からすごく攻撃を受けることがある。私自身がそうなのだが、どんなに頑張っても穴はいつでもあると思うタイプなので、内容をどんなによくしても自信なさげになってしまう。私としては、そのように謙虚であるほうが、「自分は正しい!」と見せるよりも信頼がおけるのだが、世の人々はそうでないらしい。

同じようなことは普段の生活でも言えて、あまり堂々としてないひとはいじめられることも多い。

これも公正世界の誤謬なのかなと思う。「堂々としていないのには何か隠したい理由があるからだ」と思えて、そんな「正しくない」相手を攻撃するのが「正しいこと」と思えるからである。

私は内容をちゃんと見ずにそのような態度を取る人を心底軽蔑する。しかしながら、自分を有利にすすめるためにはそのような相手をも対処しないといけない。だから、「完全ではない」という可能性を自分の内心で保持しつつ、他者に対しては堂々としていなければならないのだと思う。