映画「つぐない」をみた

すんごいもの見てしもうた。そんな気分になる映画。

イアン・マキューアンはもともと好きで、原作の小説も持っていたが、なぜか読んでいなかった。また、「つぐない」が上映されていた日比谷シャンテ・シネは私がよく行ってた映画館だったのに、なんとなく小説原作ということで行く気があまりしていなかった。

これはいつ観ても遅くない映画だと思う。

内容を少しでも書くとネタバレになり、また、この映画の場合、ネタバレしてしまうと絶対ダメな映画なので、書けない。だから、まだ見てない人はこの映画に関するネタバレ系の記事は絶対読まない方がいいと思う。でも絶対オススメです。

つぐない (字幕版)

つぐない (字幕版)

 

この映画は話だけでなく、音楽、カメラワークもとてもよく、非常に映画的です。また、若い時のシアーシャ・ローナン(今ももちろん若いですが)の演技力にハッとさせられます。また、プロデューサーの名前のとこにイアン・マキューアン自身も入っていたので、おそらく本映画製作に大なり小なり関わっていたのでしょう。

 

ところで、映画で出てくるこのシーンの場所、イギリスにいた時に何回も通った気がする…が、どこか思い出せない。

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そして、映画中に出てくるホワイト・クリフ(ドーバーの白い崖)。イギリスにいるとき、行こうかなと思ったりもしたが、周りにおもしろいところが果たしてあるのかわからず、結局行かなかった…いずれ行ってみよう。

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ちなみに映画ではダンケルクの戦いについても出てきていた。クリストファー・ノーランの「ダンケルク」をまだ見ていないので、オンラインで見られるようになったら行こうと思う。