新しい場所と無気力

受験まではやる気あったのに、合格した後に目標がなくなって無気力になってしまうケースはよく知られている。

私は受験に限らず、今までやる気を出すのは、「ここが嫌だから抜け出す」というモチベーションだった。ところがいったん新しいところに行くとやる気がなくなってしまう。だから、また自分のいる場所について嫌なところを探してそれで嫌いになって次の場所に行くモチベーションをかき集めていた。

イギリスのことを嫌いになれるかというとちょっとよくわからない。日本だと、パターナリスティックな社会が嫌いなので、周囲の同調圧力が常に勝つ社会なので、いくらでも嫌いになろうと思えばなれるけど、イギリスは結局は自分自身という社会で、誰からも何とも言われない社会。逆に言うとやる気がないとどんどんダメになっていくと思う。

みんなどうやって自分の内側からやる気を沸き立たせているのかな。日本の多くの人みたいに自分の外部の何か(外からのプレッシャー)にモチベーションの源泉を求めるのでなく、内側に求めつつ、それが今いる場所への憎しみのような、いつかは終わるものでないものを持ちたい。