奴隷的価値観と自由人的価値観
頑張って働いて会社で昇進していい給料をもらっている人がいたとして、それを自分の気持ちの赴くままやっているならば、彼は自由人と言えるかもしれない。しかし、そんな彼が「いい大人はちゃんと働かないと」とか「家族をちゃんと養わないと」とか「いい給料をもらわないと」とか言っているのであれば、それはただの奴隷である。
奴隷は道徳的価値観を持ち出して人間と人間を比べる。また、自分と他人を比べる。また、道徳によって人に説教をしたり、自分に説教したり、罪悪感を感じたり、自負を感じたりする。
だから、以下のような言葉を発する人には要注意だ。
- 男は・・・すべき
- 女は・・・すべき
- 夫は・・・すべき
- 妻は・・・すべき
- 大人は・・・すべき
- 子供・・・すべき
- 会社員は・・・すべき
- 日本人は・・・すべき
こういう人たちはただの奴隷であり、彼らは他人や自分をJudgeする。
どんなに一生懸命働いて会社で昇進しても、自家用飛行機で世界を自由に飛び回る大富豪からしたら彼らはただの奴隷である。
自由人とは、ただただ自分のしたいことをし、したくないことをしない人であり、何かの価値観や道徳で自分や他人を縛ったりJudgeしたりしない人である。